日本酒沼の入り口にようこそ。
「若水」特集でございます。
「若水」
白老ファンの皆さまなら、「あーあの地元の酒米ね」とご存知の方も多いと思います。
若水純米やら特別純米酒若水やら、料理酒おおごっつぉも若水だし、なんか若水率高めよね。
というあの若水です。
五百万石を父親品種として愛知県で開発された酒造好適米。
五百万石の耐倒伏性が強化されています。
タンパク質の含有量がやや多めになるため、お米の旨みがしっかり感じられるお酒に仕上がるのが特徴です。
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さて、1年に1度この時期にしかご紹介できず、 さらに「若水」の特徴をしっかり感じることができる企画のご案内です。
マニアックな飲み比べしてみませんか
若水のちょっとマニアックな飲み比べセットを2種類用意しました。
若水65 直汲み・冷やおろし飲み比べセット
白老の定番酒「純米白老」のしぼりたてを手汲みした限定「槽場直汲み生原酒」と一度だけ火入れして熟成した「冷やおろし」の飲み比べセットです。
余韻が続く味わい深さが特徴。
<相性の良い食べ物>
味噌おでん、かりもりの粕漬け、赤味噌のぬたなど
白老 若水純米 冷やおろし 720ml×1本
若水60 直汲み・冷やおろし飲み比べセット
重くなりすぎず、旨味がありかつ後味のキレのいいタイプ。
白老初めましての皆さまにはこちらをおすすめすることが多いです。
冷酒はもちろん常温やお燗でも美味しく頂けます。
白老的にはちょっと外向きを意識した味わいです。
<相性の良い食べ物>
焼き鳥、白身魚の刺身、貝類の刺身など
白老 若水特別純米 冷やおろし 720ml×1本
ポイントは、それぞれしぼったまま生のお酒と一度火入れして熟成させた冷やおろしでの飲み比べセットという点。
この時期に槽場直汲み生原酒が楽しめる!?
こちら大変な限定品です。
お酒を搾るその日にしか詰めることができないものですから。
手汲みで丁寧に瓶詰し発酵中の炭酸ガスがお酒中にのこり、微発泡感を残しています。
生で熟成しても酸化しにくく、いい感じの熟成感で飲み頃を迎えています。
対する冷やおろし。
春先に絞った新酒を1度火入れ(加熱殺菌)し、ひと夏貯蔵して熟成させたものを、2度目の火入れをせずに出荷するお酒です。
熟成により香り穏やかに旨みがのっているのが特徴です。
元は同じ仕込みのタンクから、熟成の方法(生と火入れ)によって、どのような味の変化が生まれるのかを体感いただけます。
あなたはどっち派?
65と60、どちらの精米歩合のお酒推し?
はたまた、生酒と一度火入れのどちらの熟成方法?
ぜひ飲み比べてみてください。