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毎年9月の第3木曜日は、「白老梅ヌーボー」の解禁日。2026年は、9月17日(木)に解禁を迎えます。今年も知多の梅と、農家さん、そしてたくさんの皆さまの力によって、無事に新しい白老梅ヌーボーをお届けできることとなりました。

「白老梅ヌーボー」とは?

「白老梅ヌーボー」とは、その年に収穫された梅を漬け込み、出来上がったばかりの状態で瓶詰めする梅酒の新酒です。
白老梅ヌーボーは、6月初旬に梅を漬け込み、約3か月、毎年9月の第3木曜日に解禁します。
熟成させた梅酒には、時間を重ねたからこそのまろやかさや深みがあります。しかし、私たちがあえて「ヌーボー」としてお届けするのは、その年に実った梅が持つ香りや酸味、みずみずしさを、その年の味として楽しんでいただきたいから。
ワインのヌーボーのように、「今年の梅はどんな味になっただろう」と、毎年の違いも含めて楽しんでいただけたらと思っています。

白老梅をつくる「佐布里梅」

白老梅に欠かせないのが、知多市で明治時代から受け継がれてきた在来品種、「佐布里梅(そうりうめ)」です。
有名な南高梅と比べると小ぶりですが、果皮が厚く、果肉がしっかりしているのが特徴。現在では佐布里地区で栽培する農家さんも10数軒となった、地域の大切な梅です。
白老梅の爽やかな酸味、香りは、この佐布里梅があってこそです。今年も佐布里の地域では、地元の農家さんが大切に育て、一つひとつ丁寧に収穫した梅を届けてくださいました。
澤田酒造では、梅の大きさを指定して選別するのではなく、小さな梅も含め、収穫された梅をできる限り丸ごと引き取ることを大切にしています。大きさや見た目だけで梅の価値を決めるのではなく、その土地で実った梅を生かし切ること。それが少しでも農家さんの支えとなり、これから先も佐布里の地で梅を作り続けていただけることにつながればと願っています。

江戸時代の知恵を生かした「白老梅」

白老梅は、佐布里梅を主体に、澤田酒造の純米吟醸古酒と、自然結晶の大粒氷砂糖を使って仕込みます。

さらに、江戸時代の書物『本朝食鑑』に記された製法を参考に、わら灰を使って梅のアクを抜くという昔ながらの知恵を取り入れています。

そして、漬け込みの前には梅の実のへたを一粒ずつ取り除きます。
この作業を毎年支えてくださっているのが、「梅のへた取りボランティア」の皆さまです。

たくさんの梅を前に、一粒一粒、手作業で。
毎年この光景を見るたびに、白老梅は澤田酒造だけで造っているものではないのだと感じます。

梅を育ててくださる農家さん、へた取りを手伝ってくださる皆さん、原料を届けてくださる方々、そして毎年楽しみに待ってくださるお客様。
たくさんの手と想いがつながって、一本の「白老梅」になります。

2026年の白老梅ヌーボーは、やさしい甘みの仕上がりに

そして、今年の味わいは――。

2026年の白老梅ヌーボーは、佐布里梅らしい爽やかさの中に、ちょっぴり甘みを感じる、やさしい味わいに仕上がりました。

出来たての今だからこその、梅のフレッシュな香りとみずみずしさ。
まずはぜひ、ストレートやロックで、そのままの味わいをお楽しみください。
秋の食材と一緒に味わっていただくのもおすすめです。

今年の梅を、今年味わう

白老梅は、2026年で発売から19年目を迎えました。
毎年同じように仕込んでいても、自然から生まれる梅は、決して毎年同じではありません。
だからこそ私たちは、その年に育った梅と向き合い、その年ならではの味を大切にしたいと思っています。
そして、梅酒や梅干しを造り続けることが、佐布里梅という地域の宝を次の世代へつないでいくことにもなればと願っています。

2026年9月17日(木)、白老梅ヌーボー解禁。


白老梅ヌーボー

今年の梅、この年だけの味わいを、ぜひお楽しみください。

澤田酒造株式会社
代表取締役社長・六代目蔵元 澤田 薫



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