Contents

今年も6月に母校西浦南小学校で梅シロップづくり教室を行いました。

6年生は卒業のお祝いとして、毎年2月にフランス料理体験があります。その時に飲むための梅ジュースを自分たちの手でつくるのです。

その時の様子をご紹介します。

はじめに澤田酒造より、会社や酒造りの話、佐布里梅について、梅農家さんの課題などお話をしました。今年はバスケットボール選手の高田真希さんにも来ていただきましたので、彼女との奇跡的な出会いや梅農家さんへの支援活動についてもご紹介させていただきました。

高田さんも白老の前掛けをして登場いただきました。

高田真希選手といえば、東京オリンピックの女子バスケットボール日本代表キャプテン。なんと銀メダル選手です。そんなすごい方の話を聞く機会もなかなかないので、子供達も前のめり。どうやったらバスケットボールが上手になるかなど質問も飛び交っていました。

梅シロップの材料は勿論澤田酒造から提供しています。わら灰に漬け込んでアク抜きをしたものを準備しました。

洗ったあと、梅の実の水分を拭きながらヘタ取り。ヘタが残らないように、傷をつけないように気をつけて、一つひとつ丁寧に竹串で取ってもらいました。

ヘタを取り除いたら漬け込み。梅と氷砂糖を交互に入れていきます。梅の実によってすきまができると、梅から水分が出るのが遅れて品質に影響が出てしまうので、氷砂糖は細かく加工された特殊なものを使います。これは澤田酒造ならではのやり方で、氷砂糖が梅に接する部分を多くして浸透圧で早く水分を出すようにします。

つくった梅シロップは、夏休みまで子供達にお世話をしていただいて、その後は澤田酒造に引き取り、濾過や瓶詰めをして仕上げ、フランス料理体験のその日まで保存をします。

梅シロップづくりを終えたらみんなで記念撮影を行いました。

高田真希さん大きいです。

 


こちらは昨年の様子です。

西浦南小学校では、卒業のお祝いとして6年生にフランス料理を体験というスペシャルな行事があります。同じく西浦南小学校の卒業生でもあるフレンチのル・クーリュズ渡邊シェフによる体験授業です。

使った器は持ち帰っていただきます。

渡邊シェフ

「将来働くことになったら初めての給料で両親をお店に連れてきてください。その時今日のこのお皿を持ってきてください。親への感謝の気持ちを表してくれたあなたの分を無料にします」

ですって。素敵です!

梅シロップづくりの後はオリジナルのラベルづくりという体験授業も控えています。一人ひとりがデザインしたラベルを見ながらフランス料理をいただきます。