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弊社はおそらく世界一空港から近い日本酒酒蔵です。

 

中部国際空港の対岸、直線距離なら3キロです。
空港から澤田酒造、よく見えます。
タクシーなど自動車なら約15分。
電車とバスを乗り継いでも30分ほどで着きます。
直線距離を泳ぐと40分です(笑)

 

SKY EXPOの愛知国際展示場あたりから知多半島を見た景色です。右奥のゴルフ練習場が目印になります。

拡大した写真です。ここが澤田酒造です。天気の良い日に撮影やり直したいと思いますが、南北に長い瓦屋根がよく見えます。

 

 

中部国際空港は現在北米ヨーロッパ路線に直行便がないのが残念ですが、上海や北京、香港、台北、高雄、ソウル、バンコク、ハノイ、ホーチミン、クアラルンプール、マニラ、シンガポールとアジア各都市との直行便はたくさんあります。

 

なので若干強引ですが、世界各国から一番近い酒蔵とも言ってもいいのではないかと…

 

名古屋からも鉄道(名鉄)で一本。最寄駅の常滑駅からは少し距離がありますが、最近はとても便利になりました。
名鉄常滑駅から常滑市のコミュニティバス「Gruun(グルーン)」を無料で利用できるのです。
蔵の目の前が「古場(こば)」という停留所になっています。

 

そんなアクセスの良さを生かし、観光酒蔵としても楽しんでいただきたく、酒蔵見学を受付しています。

酒蔵見学の申し込みはこちら

 

毎週土曜日は、営業時間の10時〜16時30分までおすすめ商品の無料試飲も行っています。
仕込み水に使用している井戸水の水汲みもご自由にしていただけます。

ぜひお気軽にお立ち寄りください。

 


少しくだけたご案内にしましたが背景はちょっと真面目なのです。

 

創業以来のこの地は、冬になると伊吹おろしや鈴鹿おろしと呼ばれる北西からの冷たい風が吹く地域です。蔵も寒風を受けやすい構造になっており、この冷たい風により酒造りに最適な環境をつくってきました。

 

この冬場の気象条件、古代に存在したといわれる東海湖の堆積物による良質な粘土を活用した製陶産業、大消費地の近郊という土地柄から多様な農産物、半島なのでもともと豊かな漁場。
そのような中で白老は育まれてきました。

 

この豊かな食文化や伝統産業に関する遺産など、多くの皆さんに体感いただきたい。地域に根ざした酒蔵として、常滑をはじめ知多半島を知っていただくための取り組みをしたいと考えています。

 

以前もブログで触れさせていただいたように、地域の酒蔵はガストロノミーツーリズムの一翼を担う存在と考えています。

 

また酒蔵ツーリズムという考え方も観光庁から提唱されております。
日本観光振興協会のページによると
「酒蔵ツーリズムとは、日本酒・焼酎・泡盛・ワイン・ビールなどの酒蔵を巡り、 地域の方々と触れ合い、お酒を味わう。そして、そのお酒が育まれた土地を散策しながら、その土地ならではの郷土料理や伝統文化を楽しむ旅行のことです。」

 

海外からのお客様も増えている中で、当社も微力ながらお役に立てるように取り組んでいきたいと思います。

 

こちらも合わせてお読みいただけますと幸いです。
「蔵元の視点からガストロノミーツーリズムについて考えてみました」

澤田酒造の酒蔵見学、日本酒のマナー講座、ワークショップ等体験コンテンツ」