令和3年は、感謝からはじまりました・・・。

思いもよらない出来事があり、記念すべき白老酒季100号の後の発刊が一ヶ月ほど遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
本誌裏面でも詳細は記載しておりますが、仕込み真っ只中の11月27日に当社の麹室が火災で全焼し、仕込みが中断してしまいました。
現在は、他の酒蔵の協力を得て、仕込みを再開することができております。
4月上旬までの間、遅れを取り戻すように新酒を製造して参ります。
その為2月下旬の酒蔵開放では、いつものような新酒を取り揃えることができません、コロナの感染状況も鑑み5月に延期とさせていただきます。
その時には皆様にお会いできることを楽しみに今は「道しるべ」を定めることが毎日の活力に繋がると思っています。

「道しるべ」といえば、12月には、私が入社以来、酒の調合技術や白老の酒の味、哲学を学んできた元専務の澤田政吉(享年98歳)が他界いたしました。
「道しるべ」である存在を失い、さらに麹室再建を見せることができなかったことが大変悔やまれるのですが、最後には、私達に「新しい時代の始まりだな」という言葉を送ってくださっていたそうです。

澤田酒造が今後歩み始める「新しい時代」、飲み手である皆様と一緒に希望のある未来に向かっていきたいと思っています。
今後ともどうかよろしくお願いいたします。

今号では、春のお酒に新しいラインナップも加えて季節のおすすめをご紹介しております。
また、「待っててね!酒蔵開放」と題しまして、酒蔵開放での人気酒をご用意もしております。
毎年人気の「今朝しぼり純米吟醸」企画は、今年は行えませんが、本来酒蔵開放がある日に合わせて、仕込み再開第一号の新酒ができる予定ですので、「槽口しぼりたての生原酒」の予約販売を行います。
酒粕を食べて育った知多牛と名古屋コーチンのコラボセットも再販いたします。
どうぞ合わせてご覧くださいませ。

澤田酒造株式会社 6代目蔵元 澤田 薫