毎号毎号釣りの事ばかり…今年から淡水域の釣りメインから海水域メインの釣りにチャレンジしております。なまじ知識があると、閉鎖された水域の池や魚の居場所が絞りやすい川に比べてあまりにも広すぎる海の前をして、ただ茫然となります。小学生の頃から37年淡水の釣りをやっているのですが、私が今まで蓄えてきた知識がほんの少ししか通用せず、魚の生態や潮目、月の満ち欠け、その日の細かな気候の変化、遠くの山の降雪量(雪解け水) まで気にしないと満足いく釣果に繋がらないことが海に行けば行くほど分かってきました。

周りの人がポンポン釣れて私だけ釣れない悔しさは、逆に次への学習意欲に火が付きます。今は動画サイトで毎日実釣動画がアップされ、大きなヒントを与えてくれます。

しかし相手は自然。そのまま同じことをやっても、道具を選択しても、動画の様には釣れてくれません。しかし何も見なかった時よりも少しずつ釣れるようになってきましたがまだまだ…。五感をフルに使い、今までの成功体験や学んできたことをゼロにして、ようやく自然と向き合える。自然の偉大さを体感しております。

今年の酒造りも自然の力に翻弄された醸造期でした。11月12月になっても気温が異常に高く、発酵が予定より進みすぎるので冷空調を持っていない白老では氷を用いて冷やすしかない、酒米は夏の高温の影響もあり、溶けにくい米に生育しました。一昨年は台風の影響を大きく受けました。しかし、他の酒類に比べ、人の手が多く入る日本酒は、毎年苦戦しながらも、安定して酒質は向上しております。そのように今年の白老のお酒は昨年よりも更に美味しくできていると高評価を頂いております。これも三浦杜氏筆頭に蔵で働くみんなの経験値が向上し自然と拮抗しているおかげ。本当にありがたいです。

今期の白老も一味違う!今年の新酒もどんどん発売しておりますので是非ご賞味下さいませ。

〇追記
自分の釣った鮮度抜群の魚と白老はびっくりするほど相性抜群。やっぱり知多半島の味覚には白老が最高です。
ぜひ知多半島にも遊びにお越し下さい。白老がもっともっと美味しく感じますよ。

澤田英敏/兵庫県姫路市出身。ヘヴィメタルとパンクロックをこよなく愛する婿です。